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2015年7月12日 (日)

【マッサージで身体はどう変わるか。】

こんにちは。


いつもありがとうございます。


引き続き、「マッサージが体に与える効果」を書いていきたいと思います。


どうぞ宜しくお願いします。



【其の三】 皮膚が生み出す快感 part.2


前回、皮膚を撫でられて心地よいと感じる時に活性化する「C触覚線維」というものがあるということを書きましたが、


この「C触覚線維」はストレスを癒す効果もあることが解っています。


アメリカ カルフォルニア工科大学のデビット・アンダーソン博士の研究により、ほとんどの哺乳類に、このC触覚線維が存在することが発見されました。


研究では、ブラシでマウスの体毛を撫で、その刺激がマウスの脳にどのような影響を及ぼすかを観察しました。


体毛を撫でるという刺激が、皮膚にあるC触覚線維の活性化につながり、その結果マウスは快感を得ることがわかったのです。


実験では、マウスをつついたりしてストレスを与えた後、ブラシで毛を撫でるグループとそうでないグループに分けます。


すると、前者は後者よりもストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が少なく、ストレスによる反応が小さくなっていました。


この神経線維は体毛で覆われた身体の部分のみに張り巡らされているそうで、毛がある動物全てに存在していると考えられています。


博士は、「多くの哺乳類動物が互いに毛づくろいをする習慣は、この神経線維が活性化することにより、体毛を撫でられる快感を得ているためである。」と指摘しています。



<活性化させるためには、どのような撫で方がいいのか。>


効果を最大限に引き出すためには、どのような撫で方がよいのでしょうか。


実験では、マウスが自身の毛をしっかりと舐めるときの強さの圧(くすぐる刺激と強く圧をかける中間程度)で撫でてみたところ、C触覚線維が発火しました。


強く圧をかけ過ぎたときには、その反応は起こりませんでした。


「MRGPRB4」と呼ばれるタンパク質を運ぶこの神経線維は、安定した撫で方を検出しているということです。


多少の圧をかけながら撫でることで、脳波のデルタ波が強くなり、アルファ波とシータ波の活動が弱まりました。


この脳波はリラックス状態を表しています。


それに対して、軽く擦る触れ方の場合は、デルタ波が弱まり、ベータ波が強まることから、覚醒が高まることも解りました。



このようなことから見ても、マッサージを受けることが身体に様々な影響を与えるきっかけになることが解ってきます。


C触覚線維を効果的に活性化することが、ストレスを癒し、緊張を和らげるための秘訣であると言えるでしょう。


さらには、心拍変動も高まり、生きる力が湧いてきて、意思力までも強くなると言えそうです。



(次回に続く・・・)


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。


PRAVA宗近

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